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「在ペルー日本大使公邸人質事件9周年の日にあたり」
私は日本国の首都、東京都知事の石原慎太郎です。
フジモリ氏は2000年11月に日本に入国以来、5年間を東京で過ごしました。
その間、彼は日本国の法律を厳守するとともに、模範的な市民として、元大統領としては 実に質素な生活を送っており、日本国内において問題を起こしたことはこれまで一度もありません。
彼は現在ペルーの司法当局から20以上の罪状で起訴され、国際手配もされていますが、いずれも 全くの冤罪であると確信しております。それは、ペルー政府がこれまで日本政府に対し、フジモリ氏の
身柄引き渡しを再三要求してきましたが、日本政府に対してペルー政府は正当な理由を示しておらず、 日本政府はこの要求を拒否してきたといった事実があるからです。
このように、フジモリ氏はペルー当局が主張するような、危険人物では決してありません。 そのことは、この私も保証することができます。
彼はペルーにおける日系人初の大統領であり、ペルーの貧しい人々のために数多くの改革を行い、ハイパーインフレで危機的状況にあったペルーの経済を立て直しました。
また、エクアドルとの国境紛争を解決するなど、優れた指導者です。
特に、1996年に起こった、在ペルー日本大使公邸占拠事件の際には、テロリズムに真っ向から立ち向かい、 数多くの日本人人質を解放した英雄として多くの日本国民からも非常に尊敬されています。
現在、日本国民の多くは、貴国(チリ国)において彼の身柄が拘束されている状況を非常に憂慮しています。
私は、貴国における裁判手続きや法体制が、日本におけるそれと同じように適正手続きの保障を担保するもので あることを確信しております。チリ国内でフジモリ氏が彼の身分に見合った正当な扱いを受けることを強く望みます。
東京都知事 石原慎太郎
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