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PV=10113

フジモリ元大統領病状
2008.10.13
ララソン紙 アルベルト・フジモリ元大統領は、主治医アレハンドロ・アギナガ及び癌病院の医師団たちが現在膵臓に発見された直径1.5センチの腫瘍が悪性か良性であるかはっきり判断できるまで大事をとって静養しなければならないと言う医師団の意見に対して、絶対に出席すると言っている。 フジモリ元大統領は、親族及び支援者に対して,バリオス・アルトスとラ・カントウタの事件に関して「自分は、この事件に対して、関与も指示もしていない。自分の無罪を信じているため,この裁判を中断しないで継続したい」と話している。 癌病院に移動して再度MRIの検査を実施して、膵臓で発見された腫瘍が悪性の癌性のであるかどうかの検査をすることになっている。 フジモリ元大統領が審議中断を拒否したのは、司法判事にたいして,現在の拘置所での扱いがあまりにも過酷で、健康を害しているため、人道的な扱いの要求と、出来れば自宅軟禁、あるいは恩赦を期待しているという理由もある。 検察側は、もし、裁判が中断した場合には,この裁判はもう一度ゼロからやり直さなければならないと言っている フジモリ氏の主任弁護士ナカサキ氏は、フジモリ氏自身が、現在、この裁判が中断せずに継続することを希望しているので、弁護団も裁判の審議の中断なしで継続する方向で働いており、一部の人権団体がフジモリ側は、この裁判を中断させようとしていると主張していることは全くの虚偽である。 元大統領の主治医で、国会議員のアレハンドロ・アギナガ氏は、テロ組織の弁護団がフジモリ氏を人権問題で告訴しているのに対して、フジモリ元大統領は、早急にこの裁判を終了させて、ペルー国民に、無罪であることを早く証明しようとしているのだと述べた。 ララソン紙 ホセ・ペラエス最高検事は、この裁判は、被告が望まなくても、法律で規定されている12日以上治療期間が必要となった場合には、裁判を中断することは可能である。 もし、腫瘍が悪性であり手術などの長期間の治療が必要となった場合には、裁判は終了することは可能であるが、その場合、昨年の10月から続けられていた審議はすべて無効となり、再開するときには、最初の審議からやり直さなければならないと警告した。 またペラエス氏は、もし、フジモリ氏に新しい癌が発見されれば、これは病気の問題であり、我々は何もすることが出来なくなる。 RPP アルベルト・フジモリの主任弁護士ナカサキ氏は、「もしも治療期間が12日以上になった場合、裁判が中断しないようにするためのあらゆる法的処置を考えている」と語った。 この12日間の猶予期間は、裁判の審議を行う特別刑事法廷で、元大統領の膵臓内に腫瘍が発見されたために定められたものであり、フジモリ元大統領は癌病院 INENで、悪性か良性かの検査が行われることになっている。 ナカサキ弁護士は「元大統領と協議して決めたことは、あらゆる法的手段を駆使しても、この裁判を中止しないで継続するようにすることであり、我々は最大の努力をして裁判の中断がないようにする」とマスコミに述べている。 ナカサキ氏は、また、「次回の審議まで、最大十二日間の審議中断が可能であり、この期間中に医師団の進める治療を受けることが出来る。 もし、この十二日の期間が充分でなく、延長が必要となれば、特別法廷をフジモリ元大統領が入院している医療機関に移して、裁判の審議を継続することを要求することが出来る。 第三の可能性は、審議書類の朗読や証拠物件の議論などを被告の出席なしで実行することである。証人喚問のときには被告人の出席の義務はなく、証拠書類の朗読の際には弁護団に限ることになるので、被告人本人の出席は必要でない。 フジモリ氏が、すでに熟知している証拠書類や審査は、これらの書類の真偽の評価に対して弁護士団の議論が主となるため、フジモリの出席は必要でない”と語った。 十二台の警察車両による厳重な警戒の下でフジモリ元大統領は癌病院(INEN) に到着し,膵臓で発見された腫瘍の検査が行われることとなった。 元大統領は、専門医によって診察され肝臓、膵臓機能の機能状態、及び腹部のMRIなどの各種の検査が実施されることになっている。 セサル・バジェホスINEN所長の報告によると,フジモリ元大統領には膵臓に直径一.五センチメートルの腫瘍が見つかっているとのことである。 これから行う精密検査で、この腫瘍が良性か悪性かが正確にわかるだろうと説明した。また、この検査の結果次第で、専門医が必要と判断すれば、腫瘍の摘出手術が実施されるだろうとの意見を表明した。

もし今ペルーで大統領選挙が行われたら
2008.10.13
ペルー二十一紙の新聞に公表された二○○八年八月のアポヨ社のアンケート調査結果から判断すると、もし、大統領選挙が明日実行された場合、ケイコ・フジモリ国会議員とオジャンタ・ウマラ氏の二人の決戦投票になることを示している。 ペルー全国の都市部で行われたアンケート調査によれば国民の好感度ではオジャンタ・ウマラ氏が十九%でトップだが、今年一月の調査の結果で二三%あった好感度は四%下がっていることになる ケイコ・フジモリ氏は、二○○八年の一月の調査結果より二%増えており現在では十七%の好感度支持を受けている 一方ではソリダリダ・ナシオナル(国家連帯党)のリーダーのルイス・カスタニエ・ダォシオ氏は六%減って、現在では十七%となっている。 元大統領のアレハンドロ・トレド氏の数回に渡るペルー国訪問は彼の好感度を増やすことに役立ったようで、四%増えて現在では十%となっている。 この反面PPC(キリスト教人民党)の党首のルルデス・フロレスは、一月の十八%から八月には九%に落ち込んだ。 現在の首相であるホルヘ・デルカステイジョの好感度は一月の調査時より、一%増えて五%となっている。 もし、今年、大統領選挙が行われたとしたら、第一回の投票では過半数に届く候補者がいないので、決戦投票となり、その時、ケイコ・フジモリは八ポイントの差でオジャンタ・ウマラに勝利することになるであろう。これは、今回のアンケートで、もし、今大統領選挙があった場合、誰に投票するかという設問に対して、ケイコ氏が四十%を獲得して、オジャンタ氏が三二%だったからである。

「ケイコ・フジモリが、ペルーの次期大統領として注目されてきた」ラソン紙
2008.9.11
現在、国民の間で一番人気の高いケイコ・フジモリ国会議員は、元大統領候補のロールデス・フローレス氏が率いる国民連合党が分裂したことにより、保守派のメンバーから最も期待されるカードとして注目されるようになった。

国民連合が分裂したことによって(先週の木曜日は、主要な新聞の第一面の記事をほぼ独占した)二〇〇六年の国政選挙には敗退したが、フローレス氏の七年間に及ぶ第一線で活躍した政治経験は、終わりを告げようとしているのだろうか?

Unidad Nacional(UN) の分裂は、最も人気の高いケイコフジモリ国会議員が、同党と思想を同じとする保守派の代表の受け皿となり、二〇一一年の大統領選挙では充分勝利する可能性も出てきた。

元大統領の長女のケイコフジモリ国会議員(三十三)は、国内のアンケート調査では、毎回、人気の高い政治家の一人となっており、すでに今年の1月には新しい政治グループ「二〇十一年の新しい力」の代表として大統領選挙に立候補することを発表している。

ケイコ・フジモリ氏の絶大なる人気は、ペルー国民が、現在、大統領時代(一九九〇−二〇〇〇年)の人権抑圧の裁判で被告として審議を受けているフジモリ元大統領が、反対派による政治的復讐の犠牲者であると信じていることも起因している。

2011年に立候補者の登録が開始されるころには、ケイコフジモリ氏は大統領立候補に必要な年齢条件である三十五歳に達していることになる。

ケイコ・フジモリ氏は二〇〇六年の総選挙で、初めて出馬して、七十万票以上を獲得して第一位で国会議員に選出された。これは前代未聞の記録である。

アルベルトフジモリ元大統領に対する人権抑圧の裁判は、二〇一一年の大統領選挙への立候補を阻止するためのものだと言われている。実際、二〇一三年までの六年間の刑期を宣告され、今度の大統領選挙には立候補できなくなっている。そして、まだまだ裁判は続いている。


二〇〇八年七月二八日
2009.9.11
アラン・ガルシアペルー大統領演説の要約

ペルー国民の多くは、ペルーの現状に大きな不満を持っていて、特に毎日買い物をする女性たちが食品や日常生活用品の度重なる値上げに抗議の声をあげている。私はこの不満や抗議を真摯に受け止めている。

しかし、この値上げの現状はペルー一国だけではなく、全世界が直面している問題であることを理解してほしい。

私は理解している。医療政策として、必要な器具や薬が不足していることを。農業政策として、生産を増やすために農地面積が不足していることを。治安対策として犯罪を取り締まるための警察官が不足していることを。

私の政権が、汚職を追放する力がまだ足りないこと、民主主義を脅かす脅威への対策が遅れていること、若い人の登用が少ないこと、公務員の怠慢で傲慢な勤務態度であること。

しかし、少しずつ成果をあげてきているものもある。例えば外務省は、米州及びラテンアメリカ機構で、ヨーロッパでのペルー人への不公平な本国送還、国外追放等の規則を変更するように働きかけ、ある程度成功している。

また、隣国チリと争点になっている領海問題では、両国の平和的解決を求めてハーグの国際法廷にペルーの主張に沿った調停書を提出することが出来た。

次に、私は、わが国が南アメリカ諸国の祖国であり、他の国々はペルーから誕生したというペルーの輝かしい歴史を再確認して、ペルー国民のみならず世界に広めるため、新しく文化省の設立のための議論を行うことを国会に提案する。

医療行政の二0十一年の目標は、九箇所にある慢性的な小児栄養失調を撲滅して 百万人の五歳未満児の健康診断を実行することである。すでに現在五四万人の児童と五万八千人の妊婦が恩恵を受けている。

一年前、私はここで、二0一一年までには、ペルーは三百億ドルの外貨準備を持つと約束したが、現在すでに三五〇億ドルを保有している。

世界の公的機関は、ペルー国の貧困層が予想よりも非常なスピードで減少していることを確認しているが、私は、大統領任期終了までには、貧困層を今より三〇%減少させることをここで約束する

識字対策として、十一月には我々は百万人の読み書きが出来る国民を持つことが出来るだろう。

わが国の輸出は二〇〇七年には十七%の増加がみられ, 今年中には特に農産物の輸出が二十%増加するであろう。


『アルベルト・フジモリ元大統領裁判での人権侵害問題』
2008.7.14
ラ・ラソン(ペルーの真実)紙 フジモリ元大統領は、前回の裁判で、午前11時の休憩時間が始まると同時に、元大統領は、口内の舌下に非常に強い痛みがあることを訴え、拘置所の医師マルコス・ビジャ・ヌエバは元大統領の唾液を採取したところ、出血が認められたので、ビジャ・ヌエバ医師は、ただちに、法律の規定に従って、法廷内医療施設のエロイ・シエルラ・ロアイサ医師を呼ぼうとしたが、元大統領はその医師を信用できないということで診察を拒絶した。 しかし、裁判が再開されると、元大統領が拒絶したにもかかわらず、裁判長は ロアイサ医師に元大統領を診察するように命じた。 ロアイサ医師は、元大統領に水を含ませ、それをコップに採取したが、血液は混じっていなかったので、出血は虚偽であり、審議の継続には問題はないと報告した。今回の裁判開始の一時間前に、裁判所は、ペルー国立ガンセンターに審議に対しての体調を問い合わせている。 これに対して、国立ガンセンターは、手術後の出血が、まだ続いているために、本人の裁判への出席は、半日に限定するようにと答えているが、この回答を無視する形で裁判は行われたことになる。 この人権侵害に対して、アレハンドロ・アキナガ国会議員が、出血が午前中にあり、この時点で、裁判を即中止するか、半日で打ち切りにしなければならないと強く抗議したが、裁判所には取り上げられなかった。

ペルー国民のアルベルト・フジモリへの支持上昇
2008.3.31
アルベルト・フジモリの人権問題と汚職の裁判が進む中で、告訴の根拠の貧弱さが暴露されたことで、ペルー国民のあいだでフジモリに対する支持が大きく増えてきている。現在、ペルー国の政治家の中で最も好意をもたれて評判の高い人物であることが最近のアンケートで証明された。

リマ大学の世論調査グループの実行したアンケートによれば、元大統領に対する好意度は、2007年のアンケートと比較して4ポイントの増加が認められ13.3%だった。

アルベルトフジモリに最も好意を示している層の内訳は、低所得層の人たちで39.8%だった。中産層、富裕層では支持率は20.8%となっている。

年齢層で見ると、38歳から70歳(26%)が一番多い。それは、彼らがフジモリ政権時に起こったテロとインフレの撲滅および隣国との平和交渉、国際経済社会への復帰を自分たちで肌で感じた経験を持っている層である。

このアンケートの結果、わかることはフジモリを支持しているのが、社会的貧困の市民階層が占めていることである。

その他の結果は、現在のリマ市市長のルイス・カスタニエ・ダロシオがトップで38,3%(0.3%ダウン)2位はアルベルト・フジモリ、3位はロウルデス・フローレスが10.7%(0.8%アップ)アラン・ガルシア現ペルー大統領が6.1%(8.1%ダウン)オジャンタ・ウマラは5.8%(1.8%ダウン)


アルベルト・フジモリ元大統領裁判 第18回口頭弁論
2008.3.24
偽証買収 ペルー政府の司法当局がバリオス・アルトス事件、ラ・カントゥタ虐殺事件、ウリブスタマンテ記者殺害事件に元大統領が関与したと証言するように、秘密警察コリナ・グループの元隊員数人をUS$30万ドルで買収していたことが別の裁判で公開された文書で明らかになった。

公開された文書

この文書は元国家情報局職員フリオ・チュキ氏に対して、司法当局者たちのアルベルト・フジモリ及び当時の陸軍総司令官ニコラス・デ・バルエルモサ将軍をコリナグループの指導者幹部であったかのように証言させようとしたことを暴露している。

内容は、検察のガマルラ氏が偽証、買収戦略の立案者で、情報局元職員の4名がチュキ氏に対して、偽証に対する報酬と服役中の息子の釈放を条件に、アルベルト・フジモリ大統領をバリオス・アルトスとラ・カントゥタ及び記者殺害を画策、命令した犯人として虚偽の証言を持ちかけたということである。


フジモリ送還についてペルーアプラ党国会議員、法律学者バシュ・リエストラ氏の意見
2007.11.26
今回の決定はチリ国最高裁判所が政治の圧力に屈した結果である。チリ政府は「最良の結果に終わった」と自讃しているが、チリ最高裁の決定の理由を詳細に見ていくと、チリ最高裁の裁判官がチリ政府の要求に答えたことがわかる。チリのアレハンドロ・フォックスレイ外務大臣はフジモリ氏のペルー送還の翌日に 「これでチリ国が国連の人権擁護委員会に入るお墨付きをもらったようなものだ」と発言したことはそのことを証明している。 オルランド・アルバレス判事が第一審でペルー送還を拒否したのは、ペルー政府から出された証拠がでたらめだったからである 最高裁は第一審の審議を覆す新たな証拠は何も提示していない。 1)最高裁で審議されたラ・カントウタ大学の虐殺事件については大学に侵入した武装グループにフジモリ氏が関与した事実はどこにもなかった。これはアメリカ国際人権擁護委員会が公表した意見書にも同じだった。第一審で、オルランド アルバレス判事は、公正に書類などを審査の上で、フジモリ氏の責任を示す要素は何も見つからなかったと判断した。しかしチリ最高裁は「誰か間接的に背後から指導した人物があるはずだ」という推定のもとに決定を下している。その黒幕を示す新しい証拠は何も見つからなかった。国際的にも二審は一審の審議を尊重して行われるべきだが、チリ最高裁の今回の決定は外交ばかりではなく司法も大きな汚点として残るだろう。

2)グスタボ・ゴルリチとサムエル・ダイエル記者の誘拐事件については、誘拐ではなく警察による逮捕だった。誘拐と逮捕では違う。当時の政治的背景を調べればわかることである。アラン・ガルシア政権時代からテロリストを取り締まるために憲法上の個人の人権保障は停止されていた。フジモリ政権になっても六十日延長されていた。当時のペルーはテロリストによる破壊活動が盛んでいわゆる内戦状態だった。爆弾や殺人を平気でするテロリストを逮捕するのに裁判所の許可も必要とされていなかった。これは個人に対してもそうだった。誰がテロリストかわからない状況でやむをえない処置だったのである。

両記者もそのような背景の中で逮捕されたのである。

しかし、ゴルリチ記者の場合は、1992年4月6日の午前三時に逮捕されて連行されたが、同日には釈放されている。拘束されていた時間はわずか数時間だった。

ダイエル記者は空港で逮捕されたが、数日後に脱走した。しかし、誰も追跡しなかった。何のために逮捕されたのかはいまだに誰もわからない。不思議な事件だが、誘拐でないことだけは確かである。

3)国会議員の買収問題は、結局、フジモリ氏が議員買収に対して、指示を出した事実は出てこなかった。買収で金を渡したのは第三者の人物であることはわかってきている。当時のペルー国会はフジモリ派というものが存在していなかった。フジモリ氏自身政策を実行する上でフジモリ支持の国会議員を増やしたいという意向は強くあったがフジモリ氏本人が買収に興味を示したという証言は出てこなかった。これは多数決を取らなければフジモリ政権が崩壊してしまっては困る連中が仕組んだことである。

4)エクスプレソ新聞社の元社長とケーブルチャンネル「ニュース」の元社長を買収した事件はモンテシノスが大きく関わっていたことは、ペルー全国にテレビ放映されたことで明らかである。モンテシノスが元社長たちへの数百万の現金の授受の様子がはっきりと録画されている。


フジモリ氏の公正な裁判を求め超党派議員連盟発足
2007.11.17
(ハポンエンエスパニョール) 2007.11.7衆議院第一議員会館にて超党派議員による「ペルー国元大統領アルベルト・フジモリ氏に係わる裁判の公正を求める議員連盟」の設立総会が開催された。

代表発起人は、自民党前副総裁の山崎拓氏。他に前原誠司氏(民主党副代表)、東順治氏(公明党副代表)

金子善次郎氏(国土交通大臣政務官)が進行役を務め、開会は愛知和男氏の挨拶で始まった。

山崎拓氏による発起人代表挨拶では、1996年から1997年にかけてのテロリストによるペルー日本大使館公邸占拠では、当時のフジモリ大統領に多大なる恩義があり、また国際社会でもテロリスト撲滅について行動が高まる中、フジモリ氏の公正な裁判について党を超えて一致団結しペルー政府に求めるために議員連盟が発足した経緯を話した。

設立趣旨・規約説明の後、満場一致で議員連盟役員選出が山崎拓氏によって行われた。

<『ペルー国元大統領アルベルト・フジモリ氏に係る裁判の公正を求める議員連盟』役員>

■会長:山崎拓氏

■副会長:愛知和男氏 東順治氏 前原誠司氏

■幹事長:河村健夫氏

■幹事長代理:林幹雄氏

■常任幹事:太田誠一氏 加藤紘一氏 川崎二郎氏 中川秀直氏 鈴木宗男氏

■事務局長:金子善次郎氏

<救出する会によるフジモリ氏の状況の補足説明>

総会では、フジモリ氏がチリに滞在中から、「ペルー国アルベルト・フジモリ大統領を救出する会(『会長:清水信次氏(株)ライフコーポレーション代表取締役会長兼CEO』)を代表して山本善心氏(時局心話會)が会の立ち上げの経緯や活動についての報告があった。

今年の8月に民間から結集して、フジモリ氏を助けようということでスタートした救う会では、各界に1万3千通のはがきを送り署名活動を行ってきた。署名は東京都知事をはじめ、各県の知事や政財界から1280通が集まった。

また、アラン・ガルシア氏が前回大統領であった時代には、1986年6月ストライキを起こした刑務所に収監されているテロリストが、軍によって鎮圧され亡くなったことについて触れた。この事件について、アラン・ガルシア氏は司法に問われてはいないという事実について、ペルーの司法が本当に公正に行われるのかという懸念を語った。

こうした超党派議員連盟の活動に対して、ペルー国営通信によると日本のチリへの内政干渉や、ペルー判事への圧力行動だというペルーの世論を伝えているが、ひとつは邦人保護、もうひとつは、ペルー日本大使公邸での占拠では、日本人人質を全員解放に努め、テロ撲滅のための活動をしてきたフジモリ氏の功績に対して支持していくものであり、ペルー司法を尊重することを否むものではない。

今月26日には、ペルー最高裁においてフジモリ氏の公判がはじまる。

現在、禁固30年と罰金刑を求刑されているフジモリ氏だが、日本の国会議員による超党派の議員連盟の活動は、同日にペルーでも報道され、ペルー司法が改めて公正な裁判をすると明言するまでの影響力となっている。

フジモリ氏の容疑は、人権問題に関して争われるものだということだが、ペルー政府は、ペルーの民主主義を壊した元大統領への正しい裁きを求めるという考えも表明している。

しかしながら、ペルーが本当に民主主義を尊重しており、司法の公正が行われるのどうかに関しては、今後の裁判の動きが証明するものである。


二週間以内にケイコはチリへ行く
2007.6.12
エル・メルクリオ紙(チリ)のケイコとのインタビューより

アルベルトフジモリ元大統領がチリ国で住宅軟禁の刑に服していることについて、元大統領の長女は父親の弁護のための声を上げた。

モニカ・マルドナド検事がペルー国への強制送還を勧告した後でチリー最高裁が、元大統領の国外逃亡を防ぐために拘束することを決めたことは明らかにやりすぎであると抗議した

近日中に元大統領弁護団はこの処置を“不当である”との理由で控訴して、二週間以内に父親に会うためにチリを訪問すると発表した。

この判決に対してどのように感じていますか? また検事が(ペルー政府からの)軟禁要請文に書いてある告訴の数件を無効であるとの理由で除外したことは少なからず前進したことを意味するので喜んでいます。

本日の自宅拘束は驚きましたか?

ケイコ:私はやりすぎだと思います。父が逃亡することは絶対にありません。

彼はどのように言っていますか?

ケイコ:電話で話しましたが、彼はこの件を非常に冷静に受け止めており、近いうちに解決するだろうと言っています。

現在、弁護団とこの判決に対する控訴をいつの時点で提出するかを検討しています。私たちは、アルバレス判事の決定を待っています。

検事から提出された意見には拘束力はなく、半分の判事はこの意見を受け入れるかもしれませんが、ペルー国内の反フジモリ陣営では全員勝利に酔っているが、これはあまりに早とちりです。ゲームはたった今始まったばかりです。

もし判決が元大統領に有利となり本国送還されない場合、彼はどのような戦略を持っているのでしょうか?

ケイコ:チリに残るか、ペルーに帰るか、日本へ行くか、またラテンアメリカのほかの国へ行くかという四つの選択肢があります。

しかし彼は日本へ帰ることは望まない?

ケイコ:(笑って)ほかのラテンアメリカの国には国際逮捕状が発効されているので行くことは出来ません。ペルー国内での安全の保証があるまではまだリマ市へ帰る時期ではないということです。

しかし、本国送還となった場合に私は判決を受け止めて、従うように勧めるでしょう。

あなたの父親は次の大統領選挙に立候補して選挙を戦うと思いますか?

ケイコ:この質問に答えることは現在ではあまりにも早すぎますが、私たちはそれを彼に期待しています。

あなたは父の件でフジモリ会派とアラン・ガルシア政権と話し合った時、感触はどのようなものでしたか?(話合いがあったことは確実でこの結果フジモリ派は政権内で有力なポストについていることは周知の事実である)

ケイコ:私たちはこの問題には触れないようにしていました。フジモリ元大統領の件は直接弁護団が動いています。ペルー国内で私たちはフジモリ元大統領の問題で政府当局や現政権幹部と話したことは一度もありません。

しかし、あなたはアラン・ガルシアにとってフジモリが帰国することは不都合であるとの意見に賛同している。

ケイコ:三日前にリマ大学で実施された人気投票アンケート調査では父は三位になっています。第一はルイス・カスタニエダ市長であり、二位アラン・ガルシアで十二ポイント、その次が父で十一ポイントにとなっています。と言うことは彼を嫌う国民が大勢いるかもしれませんが、今でも多数の支持層があることの証明でもあります。

だから、もし彼か帰国すれば、誰に有利、不利になることにかかわらず非常な動揺が起こることは確かです。そのため、私はアラン・ガルシアにとってフジモリが帰国することが都合が悪いと思うのは、ガルシア政権を不安定にする要因が多く、可能性が高いからです。

アラン・ガルシアが領海国境問題の仲裁をハーグ国際法廷に提訴する考えをどう思いますか?

ケイコ:私はこの問題に意見を出せば誤解を招く恐れがあるので何も言うつもりはありませんが、ペルー国の外相を支持します。


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